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手肌を守れ!コロナ対策の消毒の種類。一体どれが良いの?ホントに効くの??

新型コロナウィルスで完売が続く消毒関連商品。

新型コロナウィルスの流行に伴い、消毒関連の商品が注目されています。

弊社の店舗DRESS UPではコロナウィルス以前より、人の手肌を触れ合う業種の為、サロン内の至るところでエタノール消毒液を使用していました。

入店時のお客様及びスタッフの手指消毒。使用している道具や身の回りの材料等の消毒まで常日ごろがら消毒は行っています。

ただ、コロナウィルス流行に伴い、消毒液が注目される中で手肌の荒れの心配や実際どういったものが菌に有効的なのか。どういった形状(液体なのか…ジェルタイプなのか…等)が良いのか等お悩みをお客様から聞くことが多くなりました。

そんな中で、手足を美しく健康的に保つプロとして、しっかりと把握しておく必要性があると感じ、徹底的に調べまとめました。是非除菌スプレー、消毒用ジェル、ウェットシートなどを購入する時の一つの指標としていただければとおもいます。

消毒関連商品の種類って?

まずは消毒に関する商品は今とても巷にあふれていますね。

どんな種類のものがあるか見てみますしょう。

山形大学医学部付属病院薬剤部 副薬剤部長 白石先生の資料より

手指衛生用剤といわれる手指消毒に使用されるものが、「アルコール製剤」と「洗浄剤」の2つに分かれています。「アルコール製剤」と一言で言われても6つの用材が使われているのがわかります。

まずは、「アルコール製剤」について手肌へのダメージや、殺菌効果などをみていきます。

「アルコール製剤」 はどれが一番効き、どれが手肌へのダメージがないの?

①消毒用エタノール

新型コロナウィルスが流行中の今や入手困難になってしまった消毒用エタノール・消毒用エタノールは天然のサトウキビ で器具や物品の消毒はもちろん、人の肌にも安心して使えるものとなっています。

エタノールを使用すると手が荒れる!とお悩みの方もいらっしゃると思いますが、手荒れの原因はエタノール自体に問題があるわけではなく、一緒に含まれている他の薬品などにある為、消毒用エタノール=「手が荒れる」は間違った認識となっています。

また、エタノール=アルコールという認識がある方もいらっしゃると思いますが、エタノールはアルコールの一種です。その為、アルコールの全てがエタノールではありませんので勘違いしないようしてくださいね。

そして、良くドラッグストアで見かける「エタノール」と「無水エタノール」これはどちらも消毒薬として使用が可能です。但し、この2つは使用するときに純度が高すぎる為に、揮発性が高い為に水で薄める必要があります。純度が高ければ高いほど良いわけではありませんので、注意が必要です。

「エタノール」は水1:エタノール1の割合で、「無水エタノール」は水3:無水エタノール1の割合で希釈して使用してください。この割合で希釈しないと効果がなくなってしまう為、薄めて使用するなどはしてはダメです。

この希釈が既にされているものが、 「消毒用エタノール 」となります。その為、水で薄める必要や手間もなく、これ以上薄めてはいけません。

② イソプロパノール

イソプロパノールは単独で使用されることの少ない製剤です。というのもイソプロパノールの濃厚液は肌荒れを起こすことがある為です。

その為、同等の消毒効果を示すエタノールと一緒に組み合わせて使用されることの多い製剤です。イソプロパノールは エタノールに比べて安価な製剤であること、また、消毒用エタノールには酒税が課せられている一方でイソプロパノールおよびエタノールにイソプロパノールを少量混ぜたものには課税がないことから、2010年時点では医療施設においてイソプロパノールを少量混ぜたエタノールを採用している医療施設が増えていると報告されています 。

そっくりな2種類の「消毒用エタノール」の違い

パッケージの一部分の色の違いだけで、価格差があるこの『消毒用エタノール』と『消毒用エタノールIP』には、成分の違いと前述したとおり酒税の違いによるものです。

エタノールは、第一級アルコールの一種。それに対してイソプロパノールは第二級アルコールの一種であるため、酒税がかかりません。酒税がかからないということは、低価格で提供できるということ。消毒用エタノールIPには添加物としてイソプロパノールが含まれているため、消毒用エタノールと効果効能はほとんど一緒であるにも関わらず酒税がかかりません。そのため、多くの場合、消毒用エタノールよりも低価格で提供できるものとなっています。

肝心の新型コロナウイルスや様々なウイルスへの殺菌効果に関しては、 成分が違っても殺菌効果は同じで、使い方も変わらない 為、安いから…と言って殺菌されないわけではないので安心してお使いいただけます。

Nailpharmacyネイルファーマシー 編集部

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