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小さな子の噛みぐせ

小さいお子さんをお持ちのご家庭で良く聞くのが子供が爪を噛むことです。手の爪だけではなく、足の爪まで噛んでしまう場合もあります。

子供が行う癖の中で、爪を噛んでいるお子さんはとても多いと言われ、最初のきっかけは本当に些細な事からから始まります

爪を噛むことは衛生的にも非常に危険な行為です。特に今の時期は新型コロナウイルスなどが爪を噛むことにより口より菌が体内に入る可能性が多々あり、止めさせてたいと思っているお父様お母様は非常に多いと思います。

癖は子供に限らず大人にも貧乏ゆすりなど様々な癖があります。このような行為は、気持ちのバランスを保つなど心をゆったりとリラックスするために行うなどと言われています。

爪を噛むくせは精神的なストレスが原因だと考えられています。

両親が共働きであまり構ってあげられない時に感じる愛情不足や、怒こられた時に感じるストレス、苦手なものや、自分のやりたくないことをやらなければならない時のストレスなど…小さなお子さんも毎日の生活でストレスが沢山かかっていることがあります。そんな物事がうまくいかない時の苦しさやストレスを一時的に紛らわせるための行為と言われています。

最近は共働きで仕事を持っている方が多い為、忙しい合間にお子さんの面倒を見ている場合は何かと口うるさく注意してしまう回数が増えてしまっている場合もあると思います。

また、ご家庭中でお子さん一人で食事をしたり、他の兄弟に親の愛情を取られたりと感じたりする時などは、もっと自分に愛情を注いで欲しいと子供は思っています。

子供のストレス問題

子供は心にストレスを感じた時など知らず知らずのうちに爪を噛みストレスを発散させているのです。そして、それが習慣化していくことで爪の噛み癖が大人になっても治らない場合もあります。

大人にとっては些細な変化でも、子供にとっては大きな出来事だったりすることあり、それが子供のストレスとなっている場合もあります。

人が生活して行く上で、新しい環境に身をおくことが人生の中で何度か訪れます。

【生活の変化】

入学、卒業、(入園 卒園)

学校での友達との関係、回りの環境

父親の転勤等

このような生活の節目などに環境の変化がおきます。そんな時、体調を崩したり、ストレスを感じてしまうこともお子さんにとっては良くあり、本人とっても無意識に爪を噛むくせが出てきます。

ストレスは大人だけのものではなく、子供にとっても心や体に大きく影響します。子供の心に寄り添い、ストレスのない環境を作ってあげることが大切です。

爪を噛まなくする方法

子供との時間をなるべく取り、一緒に何かをすることも効果的です。例えば、寝る前に本の読み聞かせをするなどスキンシップが大切です

愛情表現などでは「大好き」と言葉にして子供に伝えてみてください。1日の中で1度は伝えるようにすると子供は安心し心が穏やかになります。

子供が爪を噛んでいるのを見かけたら、さりげなく何度も注意して下さい。この時、頭ごなしに注意するとストレスの原因になるので、何故爪を噛むことがダメなのか教えてあげるようにしてください。

違う行動を促すことも効果的です。爪を噛む仕草を見つけたら、「○○ちゃんお手伝いして」「○○ちゃんそれ取って」など爪以外の別のものに意識を持っていくことも大切です。

次第に爪を噛むのはいけないのだと思うように、子供なりに意識が働き、爪を噛まなくなってきます。

爪を噛むデメリット

  • 爪の先端がギザギザになり、指先を人前に出せない
  • 爪が小さくなっている為、物を掴みづらくなり握力が弱くなる
  • 爪を噛む行為を人前で行うとマイナスイメージに繋がる
  • 爪先を口に入れることによりウイルスなどの菌に感染する

爪を噛み癖は、深爪になり皮膚に損傷をあたえ細菌感染症が制御不能になることで現れる敗血症になり重症になると死亡することもあります。

海外でも敗血症に感染し、重症化した例もあります。

常に爪や手は清潔にしておくことが大切です。