足裏かかとのガサガサの原因と対策
足裏やかかとがガサガサで、サンダルや靴を履くのが恥ずかしいと思ったことがある女性は多いと思います。急いでいる時など靴下、ストッキングが引っかかり伝線の原因になってしまい悩まれている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ガサガサに硬くなってしまうことには様々な原因があります。
加齢により新陳代謝がおちて細胞の動きがにぶるために足裏がガサガサになる場合もあります。
また、かかとの皮膚は厚く・硬いと言われています。
足の裏は人が歩く動作では必ず体重を支えてくれています。人の皮膚には表皮、真皮、脂肪の3層からなり外側にあるものが角質層です。この角質層が入れ替わり、新しい角質層ができるまで個人差はありますが、約1ヶ月以上と時間がかかります。外からの刺激や殺菌などから守るため、かかとの皮膚は厚くなり、そのため水分が抜けガサガサになります。
また、足の裏には毛穴がないため皮脂などで保湿をすることができなく、その為、潤うことが難しくなっています。汗をかく汗線はありますが、汗をかいてしまうことにより、足裏の水分を無くし乾燥をさせてしまいます。
さらに、冬などの寒い時期は冷え性の方などは特に、暖房で足を温めたりするときがあると思います。暖房に当たることにより、足裏の水分を蒸発させてしまい、これが乾燥の原因となりカサカサになります。
夏の場合は冷房にあたる時間が増え、お風呂につかる行為をシャワーだけで済ませたりと、身体が冷えていきます。体を冷え身体にトラブルが起きたりすると、健康や美しさも失われて行きます。
身体の代謝が失われ、肌荒れが起きたり、足のうらがガサガサになったりと身体が冷えことでガサガサのかかとになり、ダメージを受けます。
ちょっと待って!そのかかと水虫かも!?
また、硬いカチコチになった足裏やかかとにクリームなどで保湿をしても全く改善されず、1年中治らないことがある場合があります。この場合は、治らない、改善が見られないガサガサかかとの場合は、水虫の疑いがあります。白癬菌のカビがかかとの皮膚に付くことによる症状です。特に長時間、靴など履いている方は注意が必要です。
単なる乾燥と思い、そのままにしてしまう人が少なくないようです。当店にも夏のフットネイルでサロンにご来店頂いた方の中で、カチコチの足裏で水虫が見つかった方少なくありません!
まず、クリームなどの保湿をしているのにも関わらず、改善の兆候が見られず、おかしなと思ったら皮膚科の受診をおすすめ致します。

かかとをサラサラにする方法
【尿素配合クリーム】
かかとのまず厚い角質を取り除きたいところですが、ヤスリは使わないでください。ヤスリで摩擦、擦ることで角層がさらに厚くなってしまいます。
保湿が大切です。保湿は尿素の入ったクリームをご使用ください。角質を柔らかくしてくれます。尿素が含まれているものなら足専用の物でも構いません。
【サルチ酸ワセリン配合クリーム】
角質を柔らかくし、水分の蒸発を防ぎます。(病院などでも厚い角質を治すものとして処方されています)
かかとの角質ケアはお風呂上りに行って下さい。柔らかく水分を含んでいるところに尿素やサルチ酸ワセリン入りのクリームを塗りラップで足を巻いて靴下を履いて、夜は就寝して下さい。
繰り返し続けることで数日でかかとが見違えるほどキレイになりまよ!こまめなケアが大切です。
かかとのケアには保湿がとても重要です。また夏でも体を冷やさないように心がけて下さい。ガサガサかかとの原因の一つにもなります。
また靴は自分に合った摩擦の少ない靴を履き、また無理をして履き慣れていない靴を履くと靴ずれをおこし角質が厚くなります。
このようなことに少しだけ注意してあげることにより、ツルツル足裏の第一歩に繋がります。