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NailPharmacy

入院や手術をする時のネイルはNG?

女性なら爪にマニキュアを塗ったり、ジェルをしたりと爪にオシャレをしている人は沢山います。ただ、突然体調を崩し入院することになったり、また長期入院をしている人など爪にネイルをしたいけど、どうしたらいいの?とお悩みが多く聞きます。

多くの病院では基本的にはマニュキュアなどはNGです。

ジェルネイル、マニュキュアなど爪のオシャレは沢山ありますが、残念なことに入院や手術などする時の病院の注意書き事項項目には、爪に付けているネイルはきちんと落として下さいとあります。

病院によっては入院や検査する際にネイルをしている場合、事前にネイルを取り外すか、または病棟などで取り外しをしなければならないことがほとんどです。

手術や検査、入院時は足のネイルもNG

身体を手術するのに手足の爪は関係ないのでは?と思う人もいると思いますが、手術などでは指先に専用の機械や、センサーなど付け身体の状態を見ながら手術などを行います。また、 パルスオキシメーター( 動脈決酸素飽和度(SpO2)と脈拍数を測定するための装置 )と言われる装置を指に装着し、
酸素飽和度を測定する検査を行いますが、この検査には爪にジェルやマニキュア、ネイルアートなどを施し自爪を覆ってしまっている場合に影響があります 。そのため爪にジェルネイルやマニュキュア、ネイルアートなどが付いていることにより正常な数値が測定できなくなってしまいます。

特に、withコロナの今の時期は万が一肺炎を発症してしまった場合、
パルスオキシメーター( 動脈決酸素飽和度(SpO2)と脈拍数を測定するための装置 ) は必ず入院や検査時に使用されるものです。

また、MRIの検査に関しては、非常に強い磁力と電波を使い検査を行う為、
コンタクトレンズや義歯・ヘアピン・アクセサリー・カイロ等の 金属類や磁気類を外すことが注意事項に記載されています。これにはネイルも含まれています。これは、マニキュアやジェルの顔料には金属成分が含まれている場合があるのと、 ネイルアートのパーツ( ストーン、スタッズ、ラメなど金属制の物 )も同様に金属でできているものがあるからです。

事前にネイルを取り外しておこう

事前に入院や検査することが分かっている場合は、前もってネイルを取り外しましょう。薄い色や透明な色のネイルでも、自爪の表面に何か爪を塗っていると正確な数値が出ない為、爪は自爪の状態にすることが無難です。また、足は入院や手術には全然関係ないので、ネイルを塗っても良いのでは?と思いがちですが、手の指がセンサーや機械などの装着が難しい時などは、足の指に装置することがあると言われています。いずれにしても手、足ともにネイルをすることは残念避ける必要があります。

また手術や検査をすることが分かっていても、無視してネイルなどをしている人がいますが、どんな場合でも危険が伴うものです。少しでもリスクがあることが場合がある為、きちんと医療機関からの指示は守りましょう。

手術などない場合の入院(検査入院なども含む)の場合も同様です。爪は呼吸状態、身体の状態を見る上で重要な部分です。手術などを行わない入院の場合でも自爪の自然な状態のままで入院をして下さい。

爪は健康のバロメーターとも言われています。身体の中で部位も小さい為、目立たない存在と見られがちな爪ですが、健康な時と、不調な時は爪の硬さ、色などが違う場合があります。爪の状態でご自身の体調が分かったりするときもあります。身体からのサインを見逃さないようにしてください。

入院をする前にはご自宅で爪のホームケアをして、元気で綺麗な自爪で入院することをお勧めします。

ホームケアは爪の柔軟性が増し、爪が割れたり折れにくくなる効果があります。また、爪の色なども薄いピンク色の健康的な爪になります。爪のお手入れは男女関係なくおススメしています。

健康な自爪のお手入れ(ネイルケア)

  • 爪の長さと形を整えます(二枚爪やひび割れの原因になりやすいので、爪切りではなくヤスリで行いましょう。)
  • 小さいボールなどにお湯を入れ(温度は手をいれても熱くない程度)数分指先を入れ、甘皮の部分が柔らかくなったら綿棒などで甘皮の部分を押し上げ整えます。
  • 爪の表面を軽く爪専用のヤスリ(バッファー)で爪の表面を磨きます。
  • 甘皮部分に爪専用の美容液(キューティクルオイル)を塗ります。
  • 美容液をつけた指先をマッサージします。

一週間に1回程度お手入れをすることで健康な爪(美爪)になっていきます。

爪に色をつけなくても健康的で美しく、清潔感のある自爪に大変身します。

新型コロナウイルス検査ではネイルは検査の障害になります。爪の上につけているストーン、スタッズ、ラメなど金属制の物も例外ではなく、取り外す必要があります。