夏の時期は肌の露出が多いため、ネイルを付ける需要も手足ともに増えます。

ペットにネコを飼っている方に良くある質問が、猫と同じ部屋で、ジェルネイルやマニュキュアをつけても大丈夫でしょうか？などと問い合わせです。

以前ペットの犬に与える影響にも書きましたが、猫などの動物は人と比べ嗅覚が優れています。マニキュアやジェル、またそれらを落とす際に使われる除光液やアセトンというような化学薬品が入っています。それらの化学薬品は、マニキュアや除光液に限らず、香水・アロマなど人間にとっては何でもない臭いでも猫にとっては強力すぎ、体調を崩したりストレスの原因になります。

ネコはストレスの影響を非常に受ける動物で、ストレスにより下痢や嘔吐、便に血がまじったりします。一時的なストレスの場合は心配いりませんが、何日も長引く場合は病院に連れていきましょう。

マニュキュアを塗る場合、ほとんどの人がマニュキュアを落とすための除光液を持っていると思います。

猫にとってこの除光液は数ある化粧品の中でもっとも危険なものです。除光液の成分はアセトンの成分が含まれていることがほとんどですが、このアセトンは猫にとってとても危険な物です。

有毒な為、猫がいるとこや、部屋の中で使うことは絶対にやめてください。少しだけなら大丈夫と思いがちですが嗅覚が優れている猫です、少量でも影響があります。

マニュキュアを落とすための除光液を使う時

先ほどからお伝えしているとおり、猫にとって除光液は有毒です。除光液の臭いを吸っただけで喉に異常がでて肺炎などになり体に異常が出ることもあります。

除光液を長い時間使い続けると私たちの体にも影響が現れます。除光液を使う時は必ず換気が大切です。

また別々の部屋で除光液を使いましょう。同じ部屋で使うことでネコが目をパチパチとショボつかせ中毒を起し、さらにはネコの体に少しでもついたら皮膚炎になります。

ネコを飼っているご家庭で使う時は部屋を分けたり、できるだけ使うのを避けることをおすすめします。

１、ネコの近くで除光液を使った場合、ネコの目に除光液が誤って入った場合、ネコの目が痛くなったりする場合があります。出来るだけ早めに流水で洗い流し、病院に連れていきましょう。

２．除光液を使う時は、コットンやテッシュに含ませて使用すると思いますが、使い終わったコットンは無造作にゴミ箱に捨てるのではなく（猫がゴミ箱をひっくり返してそれを食べたり、舐めたりした場合は中毒症状を引き起こします。）きちんと臭いが出ないように密閉してからゴミ箱に捨てましょう。

３．除光液を使い終わった後は必ず手を洗う。そのままの手にしていると除光液が手に残っている為、除光液が付着したままの手で猫に触ることにより猫がグルーミングしている時などに猫の体に入いり猫が中毒を起こす危険性が生まれます。除光液を使用した後は、必ず手をキレイに洗いましょう。

猫が除光液を摂取した時の体の状態

１．下痢

２．ふらふらして歩く

３．よだれをたらす

４．嘔吐を何度もする

４．頭痛

などの中毒症状が出ます。早めに病院行くことをおすすめします。

マニュキュア、ネイルケア商品、除光液などには刺激の強い化学物質がつ使用されています。

ネコのアレルギー性皮膚炎などおこすこともありますので、日頃から使用する場合には注意が必要です